リビングルームの変遷
2022.11.23
現在多く見受けられる間取りのパターンは、まず応接間はほとんど見られなくなりました。キッチンとダイニングとリビングをワンルームすることで開放的な大空間のLDKのスタイルが好まれているようになってきたと感じられます。
それから、茶の間の名残り的な存在4・5帖~6帖程度のコーナー畳を設けたり、リビングに階段を設け家族のコミュニケーションも考慮した間取りづくりが増えてきたように感じられます。当然キッチンは対面式でより開放的な間取りが大半をしめてきているように思われます。
このように終戦後から現在に至るまでに日本の家屋の家づくりは大きく様変わりしてきています。戦後日本人は西洋の生活スタイルにあこがれ、家も畳の和室から洋室が支流に発展して、近年は日本人の生活感覚に合ったスタイルに変化を遂げられてきていると感じられます。